2025/11/06
グラミー塾2025 TMO Trio from New Yorkアンサンブルワークショップを開催

こんにちは!
神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校です。
本校の卒業生でグラミー賞を3度受賞している
パーカッショニスト
小川慶太さんによる「グラミー塾2025」が
11月2日(日)に行われました。
その様子をご紹介します☺
今回は、
世界的ヴィブラフォン奏者の
クリスチャン・タンバーさんと、
バークリー音楽大学出身で国際的に活躍する
ピアニスト/作曲家の宮本貴奈さんを迎え、
「THE TMO TRIO」
(TMO=タンバー・宮本・小川)による
スペシャルアンサンブルワークショップとして開催✒


普段は授業を行っているレッスン室で、
世界レベルのミュージシャンの演奏を聴けるだけでも
貴重な体験であることは間違いありません。
まずは挨拶代わりのパフォーマンスとして、
チック・コリア
「Armando’s Rhumba(アルマンドのルンバ)」と、
ビートルズ
「Norwegian Wood(ノルウェイの森)」の2曲を演奏



ビブラフォンの上品で豊かな音色が
主にリードパートを担い、
ピアノがバッキングやユニゾン、ソロで縦横無尽に絡み、
それらをリズミカルに支え導くパーカッション……
まさに今回のテーマである「アンサンブル」を美しく、
そしてわかりやすく体現するパフォーマンスに、
参加者は真剣な面持ちで聴き入っていました。

小川さんはカホン、ジェンベ、フレームドラムといった
ハンドパーカッションを軸に、
ハイハットやスプラッシュシンバルなども駆使して、
グルーヴィかつカラフルなリズムを奏でます
小さな箒のようなものを取り出して
ブラシ奏法を行う場面もありました
参加者から質問を募るコーナーで、
楽曲に合わせて楽器や奏法をどのようにチョイスするか
という質問が挙がると、
小川さんはレッスン室に置かれたドラムセットに座り、
3人でもう一度「Norwegian Wood」をプレイ
同じ曲でも楽器が変わると聴こえ方がどう変わるか、
それを実際にやってみせてくれました。
しかも一流の演奏で!

高校卒業後、英語もほとんど話せないまま
バークリー音大に飛び込んだという宮本さんは、
「一気にいろんな国の友達ができました。
会ったばかりの人でも、
音を出せば親友みたいになれる場所がバークリー」
と学生時代の思い出を披露

気さくな人柄を感じさせる
優しい語り口のクリスチャンさんは、
自身のキャリアについて
「ヴィブラフォンという珍しい楽器を選んだおかげで、
誰かから声がかかるのを待つのではなく、演奏する機会を
自分自身で作り出していく必要がありました」と説明。

そして小川さんは、
バークリーへ入学するためにボストンへ着いたその日に、
小さなライブハウスで観た
女性ドラマーのすさまじい
演奏に衝撃を受けたエピソードを明かし、
「ニッキー・グラスピーというそのドラマーは、
今スナーキー・パピーの新しいドラマーになって
一緒に演奏しています。これもすごい縁だなと思います」
と、
まるで奇跡のような交流の広がりを
話してくださいました✊
他にも、ミュージシャンとして世界で活動していく上
で大切なことや、苦労話などが
次々に飛び出し、
バークリー留学を目指している人はもちろんのこと、
将来音楽で生計を立てていこうと考えている人にとって、
心に刺さる言葉がたくさんあったはず✨
最後は、
ジャズセッションの定番曲の1つである
「Alone Together(アローン・トゥゲザー)」を演奏。
ピアノの名手でもあるクリスチャンさんは、
途中で宮本さんの隣に座って連弾し、
ピアノの音に厚みを加えていました。

宮本さん
「考えるだけでワクワクするような、
こうなりたいという自分を強くイメージして、
実際にそうしているつもりで行動すること。
そうすると、だんだん現実がそれに沿ってきます」

クリスチャンさん
「ミュージシャンとして生活していくには、
ハイレベルな演奏ができるのは当たり前。
人間的な部分がしっかりしていて、
そういう点でもプロフェッショナルであることが大切」

小川さん
「自分にとって“恩師”と呼べる人を見つけられたら、
いろんなことを乗り越えられると思う。
そういう人を大事にしてほしいし、
どんな困難があっても常にポジティブに捉えるようにすると、
良い出会いもやってくる。
あとは自分のやりたいことを突き進んでいってください!」

演奏もトークも濃い内容となった
約90分のワークショップは、
参加した皆さんにとって
忘れられない時間になったことでしょう


宮本さん、クリスチャンさん、小川さん、
ありがとうございました✨




